
「wordpressって何ができるの?」
「wordpressを使いこなしたいけど、どんな機能があるかわからない!」
「wordpressでサイトを作ったけど、記事を投稿するだけで、全然使いこなせないなんて悔しいですよね。」
そのような思いがある人は、実際多いと思います。そこで今回は、そんな方のために初心者でもわかりやすいように、wordpressの機能を紹介していきます。
CONTENTS
wordpress(ワードプレス)の機能一覧
① ユーザー管理機能
まず、実はwordpressには、各機能に対するユーザーアクセス権を制御することができます。
具体的には、ダッシュボードの「ユーザー」から「ユーザー権限」を設定することができます。そのため、例えばAさんは全機能を利用することができるけども、Bさんは記事の投稿しかできないといった形で、権限を分けることができるのです。
このように登録ユーザーに権限を割り振ることで、ブログコンテンツの作成や編集を、各ユーザーが自由に行えるようになります。この機能は、複数人でサイトを運営したいときに便利な機能です。
② ユーザープロフィール
続いて、登録ユーザーごとにメールアドレス・インスタントメッセージ名・経歴といった詳細なプロフィールを登録することができます。
そして、これらの情報をブログ上に表示するか否かも、決めることができます。例えば、複数人でサイトを運営する時などは、ブログ上にプロフィールを表示することで、読者に誰がブログを書いたか示すことができます。
③ パーマリンクを設定できる
続いて、パーマリンクとはwebページのURLのことです。
ブログ上のすべてのページのURL体系をスマートな形式に統一することができ、後半部分に関しては、自分で決めることができます。
綺麗なURLは検索エンジンの最適化やSEOには必要不可欠ですので、サイトを運営して検索上位表示を狙いたい方には、wordpressの利用はおすすめです。
④ テーマを自分好みに設定できる
WordPressにはテーマ(スタイル)がありますので、このテーマを使って、ウェブサイトのデザインを自由に着せ替えすることができます。
また、このテーマを自分で作ったり、他の人と共有することもできます。下記ではおすすめのテーマも紹介していますので、是非ご覧ください。
⑤ プラグインを使ったカスタイマイズ
続いて、プラグインによって、wordpressの機能を拡張することができます。
プラグインは、wordpressに新しい機能を追加できるシステムのようなものです。woredpressを使う上では、プラグインが欠かせません。
例えば、よく読まれている人気の記事を表示できるプラグインがあったり、自動でお問い合わせフォームを作ってくれるプラグインなど、様々なプラグインがあります。
他にも、プラグインを使うことで、ウェブサイトに画像を多く載せても、きれいに並べて表示することができたりします。
⑥ 事前投稿(予約投稿)
WordPressでは、記事を書いた日よりも先の日にブログを表示させたい場合、予約投稿をすることができます。
これによって、将来のある時点で自動的にブログや記事を表示させることができます。
⑦ 投稿のページを複数に分けられる
また、投稿が長くなってしまったときは、複数のページに分けて投稿することができます。
そうすることで、読者がスクロールを延々としなければいけないという状況を避けることができ、ブログを読みやすくさせることができます。
wordpress上級者向けのおすすめ機能一覧
① サイト上に動画を埋め込む
サイト上に、動画を使いたいと思ったことはありませんか?
動画を使うことで文章ではわかりづらいことも読者に伝えやすく、あなたのサイトを見ている人をより満足させることができます。
そうなれば、サイトの閲覧数も伸び、多くの人にあなたのサイトを知ってもらえます。サイト上に動画を埋め込む方法については、下記で詳しく紹介していますのでご覧ください。
② wordpressをマルチサイト化して複数サイトを一括管理
まず、マルチサイトとは、1つの管理ぺージで複数のサイトを管理できる機能です。
例えば、複数のドメインを持っていたり、複数のディレクトリでwordpressのサイトを運用している方にはマルチサイト運営がおすすめです。マルチサイト化については、下の記事で詳しく紹介しています。
wordpressマルチサイトのメリット・デメリットと移行方法まとめ
③ レスポンシブに対応したサイトを作成
レスポンシブとは、パソコンやタブレット、スマホなどの複数の異なる画面サイズでも、外観や操作方法を最適化したwebサイトを制作するための、webデザイン手法です。
要するに、あなたのサイトを、パソコンでもスマホでも見やすく表示することを、レスポンシブ対応と言います。現在ではスマホでウェブサイトを閲覧する人が多いため、スマホに対応したサイトを作ることで、より多くの人に見てもらえるようになります。
④ 会員サイトを作成する
インターネットサーフィンをしていると、時々見かけるのが会員サイトです。
実は、wordpressでも簡単に独自の会員サイトを作成することができます。Wordpressには会員サイトを作るためのプラグインが用意されているので、ログイン機能なども簡単に実装することができるのです。
wordpressで会員サイトを作成する方法は、下の記事で詳しく紹介しています。
⑤ 画像をまとめて表示できるギャラリー機能
「WordPressで複数の画像を一覧にしてページに掲載したい!」と思ったことはありませんか?
関連する画像をまとめておくことで、画像を見やすくすることができます。ギャラリーに関する詳しい記事も紹介しているので、是非ご覧ください。
WordPress(ワードプレス)でできる7つのこと
WordPress(ワードプレス)は、初心者がブログやウェブサイトを始める際に、勧められることが多いツールです。
ドメイン業者から新規にドメインを取得し、レンタルサーバーのエックスサーバーに契約して簡単インストールすれば、誰でも簡単にサイトやブログが作成できるため、wordpressは世界中の人に最も多く使用されているツールとなっています。
当サイトもエックスサーバーX10プランに契約して、年間13,200円程度でサイトを運営しています。ただし、グーペなどのように、あらかじめホームページに必要な機能が備わっているホームページ作成ツールとは少し異なります。
グーペにはもともとデフォルトで機能が付いていますが、WordPressの場合はプラグインを追加して行ったり、ある程度wordpressについての知識を検索したりして調べる必要はあります。
1. SEO対策ができる
まず、ワードプレスを使用することで、SEO対策をすることができます。
SEOとは、検索エンジン最適化のことで、自分の作ったサイトを上位表示させる対策のことを指します。このSEO対策をする際に、ワードプレスは有利であると言われています。
サイトの記事やコラムなどを更新していき、自分のサイトが上位に表示されることによって、より多くのアクセス数を集めることができます。
2. テーマのテンプレートを使うことができる
続いて、ワードプレスでは数多くのテーマのテンプレートを使うことができます。
これは、ブログやサイトのデザインのテンプレートのことで、初心者でもこのテーマを使うことで、美しいブログやサイトを作ることが出来るます。
テーマには無料のものと有料のものがありますが、初心者の方は最初から有料テーマを利用した方が、お洒落なサイトを簡単に作ることができます。
3. プラグインで機能を拡張できる
プラグインとは、新しく機能を追加するためのツールです。
例えば、プラグインを使うことでブログへのスパムを防止することができたり、セキュリティ対策ができたり、人気記事を表示させることができたり、お問い合わせフォームを作ったりもできます。
プラグインの数は無数にありますので、欲しい機能があったら新しく追加していくことで、サイトをより便利なものにしていくことができます。
4. サイトのカスタマイズが自由に行える
ワードプレスでは、カスタマイズも自由に行えます。
例えば、HTMLやCSS、PHPなどのプログラミングの知識があれば、自分だけのオリジナリティ溢れるサイトを作ることができます。
また、自分でカスタマイズしたテーマテンプレートを、公式に配布することも出来ます。カスタマイズする場合には、沢山のソースがネット上にありますので、それらを参考にすることができます。
もしくは、プログラミングスクールなどでwordpressについてしっかりと学んでおくという方法もあります。
5. 検索して情報を参考にすることができる
ワードプレスに関しては使用している人が多いため、多くの情報がインターネット上に溢れています。
そのため、それらの情報を参考にしてサイトを運営していくことができるというのも、大きなメリットです。
プラグインの設定や使用手順など、豊富な情報がウェブ上に溢れていますので、それらの情報を参考に自分のサイトをカスタマイズできます。
6. 無料ブログよりも信頼性を高めることが出来る
ワードプレスでサイトを作成することで、サイトに訪問したユーザーの信頼度を高めることもできます。
例えば、自分のブログを運営するにあたっても、amebloなどの無料ブログで運営しているよりも、ワードプレスの方が見栄えなどもよくなります。
無料ブログのサービスは手軽ですが、もう少し信頼性やデザイン性を重視したい場合、ワードプレスを利用された方が良いでしょう。
7. 管理画面から全ての更新ができる
最後に、ワードプレスでは管理画面から全ての更新が簡単にできます。
管理画面の使い方も慣れれば簡単ですし、初心者でも直感的に操作をすることが可能となっています。
サイトの更新や記事のプレビュー、そして公開まで、全てのことを管理画面で簡単に行なえます。
また、サイトのコンテンツの管理とデザイン管理のどちらもが、管理画面で簡単に出来るというのも大きなメリットです。
WordPress(ワードプレス)でできないこと
続いて、ワードプレスでできないことをご紹介します。
1. 有料版だと本来のワードプレスの良さを発揮できない
ワードプレスは公式サイトから契約することで、有料版でも使うことができます。
ですが、こちらの有料版ですと、広告を貼ることもできず、カスタマイズもあまりできません。また、機能拡張ツールのプラグインを使えないため、ワードプレスを利用する意味がほとんどありません。
ですので、基本的にワードプレスを利用する場合は、レンタルサーバー(エックスサーバーなど)に契約して、そこからダウンロードして、コンテンツマネジメントシステムとして利用するのが一般的です。
2. 必ずアクセスが見込めるとは限らない
ワードプレスを利用したからといって、初日から多くのアクセスが見込めるわけではありません。
ある程度のアクセス数を見込むためには、それなりの期間の更新が必要です。そのため、例えば特に記事やコラムの更新などをせず、お店のホームページなどを作るのであれば、グーペを利用された方が良いでしょう。
WordPress(ワードプレス)の利用が向いている人とは
ワードプレスの利用が向いている人は、以下のような方です。
- ホームページを運営したい方
- プログラミングやデザインの初心者の方
- ブログを運営したい方
- ウェブメディアを作りたい方
- SEO対策をしたい方
- しっかりとしたサイトを運営したい方
なお、多少HTML・CSS・PHP言語の知識がある場合であれば、なおさらワードプレスは利用しやすいと言えるでしょう。また、決まったテーマやテンプレートを使いたい方や、簡単にお洒落なブログを運営したい場合などもおすすめです。
一方で、特に記事の更新などを予定しておらず、飲食店・美容院・ネイルサロンなどのお店のホームページなどを作りたい方には、初心者にも優しい「グーペ」が良いでしょう。
WordPress(ワードプレス)の用途一覧
続いて、WordPressの用途についても解説します。例えば、Wordpressは下記のような用途に利用することが可能です。
- ブログのような記事投稿プラットフォーム
- ホームページ・サイト
- Webサービスのデザイン用
WordPress(ワードプレス)の用途別設定方法
それでは、用途別の設定方法です。
ブログのような記事投稿プラットフォーム
企業ブログも含めますが、ブログや新着情報のような投稿システムを作りたい場合の設定方法です。
1. WordPressの設置
まずは、設置したいディレクトリにWordPressを設置しましょう。
企業ブログとして使いたい場合は、サブディレクトリで「/blog/」直下にWordPressを導入するといいかと思います。
WordPressの設置方法については、こちらの記事を参考にして下さい。
2.プラグイン・テーマなどの初期設定
次は、プラグインやテーマなどの初期設定を勧めていきましょう。
こちらの記事にポイントを纏めておきました。
3.「投稿」から投稿していく
設置と初期設定が終わったら、あとはダッシュボードの投稿から投稿していくだけです。
ホームページ・サイト
ホームページのように扱う場合、CMSの強みである「ブログ投稿プラットフォーム」の部分は思うように機能しません。
そこで、テンプレートの操作をメインに行っていきます。
1.WordPressの設置と初期設定
まずは、WordPressの設置と初期設定を行います。これは、上と同様です。
2.ページテンプレートの作成
ここで必要になるのが、PHPでのテンプレートの編集です。
ここが、結構技量を必要とします。本当にやらなければいけない瞬間に細かく調べて取り組めば良いのですが、イメージを持っておくことは大切です。
こちらの記事を参考にして下さい。
3.各ページの作成
テンプレートができたら、固定ページなどで個別にページを作っていく必要があります。
Webサービスのデザイン用
こちらも、ホームページやサイトの場合とかなり似ています。
1.WordPressの設置
まずは、WordPressの設置と初期設定を行いましょう。これはブログの場合と同様です。
2.デザインテンプレートの作成
次は、PHPによる固定ページのテンプレートを作成します。
これは、ホームページやサイトの場合と同様です。
3.javascriptやphpなどの連携を行う
固定ページのテンプレートはPHPで出来ているため、webサービスの言語がPHPの場合はあまり手間取らないでしょう。
webサービスがjavascriptで構築されている場合も、あまり困らないかと思います。
ただ、他の言語で開発されている場合は、一旦HTMLに出力という手間が必要なので注意しましょう。
WordPressの機能や用途、WordPressでできることとできないことのまとめ
以上、いかがでしたか?
このように、WordPressには色んな機能があります。ここで紹介したWordpressの機能が全てではありませんので、「こんな機能ないかな?」と疑問に思ったら、是非探してみてください。
自分でどんな機能があるか探すのも勉強になりますし、新しい機能との出会いはうれしいものです。たくさんの機能を使いこなして、自分の理想のサイトを作り上げていきましょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。