
当サイトでも利用しているレンタルサーバーである、エックスサーバーの使い方(ワードプレスの始め方)をご紹介します。
エックスサーバーはサーバーの安定性、セキュリティ、表示速度に強みを持つレンタルサーバーです。管理画面からワードプレス(WordPress)を初心者でも簡単にインストールできることに加えて、SSL化対応(https化対応)も無料でできるため、コスパが良いのが特徴です。
そこで今回は実際に当サイトでエックスサーバーを2年以上利用してきた筆者の経験から、エックスサーバーの始め方や使い方、他のレンタルサーバーと比較した時のメリット・デメリットなどの特徴をお伝えします。
CONTENTS
エックスサーバーでのワードプレス(WordPress)の始め方
【公式サイト】https://www.xserver.ne.jp/
エックスサーバーを使ったワードプレスの始め方はとても簡単です。まずはこちらの公式サイトからエックスサーバーに契約をします。
1. エックスサーバーに契約
当サイトはエックスサーバーのX10プランを1年で契約しています。
1年で初期費用の3,300円を含めて年間16,500円ほどかかっています(翌年度からは13,000円程度)。なお、エックスサーバーは最初の2週間ほどは無料で利用できますので、契約してもいきなり料金がかかる訳ではありませんので安心です。
こうしてエックスサーバーに契約が済んだら、次にドメイン業者から「ドメイン」を取得します。
2. 新規にドメイン業者からドメインを取得
ドメインはエックスサーバーから取得しても良いです。当サイトの場合は、ドメイン料金が安いお名前.comから取得しています。
お名前.comであれば最安値は1円からと取得しやすくなっているからです。こうしてお名前.comでドメインを取得したら、エックスサーバーにそのドメインを追加します。
3. 取得したドメインをエックスサーバーに追加
まずはエックスサーバーの管理画面にログインをします。次に「ドメイン」の欄から「ドメイン設定」をクリックします。
そうすると「ドメイン設定の追加」という項目がありますので、こちらに取得したドメインを追加します。
例えば、「123.com」ならそちらをドメイン名の空欄に入力します。その後、右下の「ドメイン設定の追加(確定)」をクリックして、ドメインを追加します。こうしてドメインの追加が完了したら、お名前.comのネームサーバーをエックスサーバーに変更します。
4. お名前.comのネームサーバーをエックスサーバーに変更
まずはお名前.comの管理画面にログインします。次に、下記のネームサーバーの情報をお名前.comで取得したドメインに設定します。
ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp |
---|---|
ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp |
ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp |
ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp |
ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp |
詳細:https://www.xserver.ne.jp/manual/man_domain_namesever_setting.php
管理画面のドメイン一覧から、ネームサーバーの変更をクリックします。
そうすると確認画面が出ますので「登録情報は正しいので、手続きを進める」をクリックします。その後、「他のネームサーバーを利用」をクリックします。
ネームサーバー情報を入力する箇所がありますので、エックスサーバーの情報を入力します。
こうしてエックスサーバーの情報を入力し、確認画面に進んで問題がなければ、そのまま設定をして完了です。
こうしてエックスサーバーにドメインの追加が完了して、ネームサーバーも変更できたら、ワードプレスを取得した新規のドメインにインストールします。
5. 新規に取得したドメインにワードプレスをインストール
再びエックスサーバーの管理画面に入り、「WordPress」の欄から「WordPress簡単インストール」をクリックします。そうするとインストール先を選べますので、新しく追加したドメインにWordPressをインストールします。
その際には、サイトのタイトル、ユーザー IDとPWなどを決める必要がありますので、あらかじめ決めておきましょう。そうしてワードプレスを無事インストールできたら、ワードプレスの管理画面に入れるようになります。
ワードプレスの管理画面に入れたら、色々とサイトの運営を行うことができるようになります。このようにエックスサーバーでのワードプレス(WordPress)のインストール手順はとても簡単ですので、初心者の方はぜひ一度エックスサーバーの利用を検討してみてください。
エックスサーバーで運営するサイトの無料SSL設定は絶対に忘れずに行う!
エックスサーバーでサイトを運営する場合、「SSL設定」を無料で完了させることができます。こちらのSSL設定を行なっていないと、サイトのURLが「http〜」のままになってしまいます。
SSL設定を行ってサイトをhttps化することでGoogleで表示させることができる
「http〜」から始まるサイトのままの場合、Googleがサイト訪問者に危ないサイトとして警告し、せっかくのサイトがGoogleの検索上で表示されなくなってしまいます。そこで、こちらのSSL設定を行ってサイトのURLを「https〜」に変更します。
そうすることでこのサイトはしっかりとセキュリティ対策がなされたウェブサイトであることをGoogleに認識してもらい、サイトに訪問してきてくれた人に、無事サイトを表示させることができるのです。エックスサーバーでは、SSL設定の画面からボタンをクリックするだけで完了します。
ワードプレスの管理画面からサイトのURLを変更する
その後、ワードプレスの管理画面にログインして、設定の「一般設定」をクリックします。そこでWordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の部分を、「http」から「https」に変更して更新します。
そうすると管理画面から一度ログアウトしますが、再びログインすれば無事に利用できるようになります。この対応をしておくことで、Googleに「運営しているサイトが安全なサイトである」として認識してもらえますので、ワードプレスを始める場合はあらかじめ一番最初に必ず設定しておきましょう。
エックスサーバーを2年以上利用して感じるメリット
エックスサーバーを当サイトで2年以上利用して感じるメリットとしては、やはり一番はサーバーの安定性です。
サーバーが安定していて表示速度が速い
もともと、エックスサーバーはアクセス数が集まってもサーバーが安定して表示されることに定評があります。エックスサーバー自体でサーバー障害なども一度もなかったので、そのような対応にわずらわされることも一度もありませんでした。
さらに、表示速度も明らかにさくらのレンタルサーバーやロリポップ!などの安いサーバーで運営しているサイトよりも早いため、訪問してきてくれるユーザーにとっても見やすくなっているかと思われます。
セキュリティ面も安心感がある
また、エックスサーバーであれば不正ログインがあった際には通知が来るようになっていますので、セキュリティ面も安心です。
海外からアクセスしようとするとログインできなかったりしますので、海外に渡航予定のある方はあらかじめ設定を変えておく必要があるほどです。初心者でもワードプレスを簡単インストールできることに加えて、このような耐久性や安心感がある点がエックスサーバーの良いところと言えます。