
エックスサーバーの料金は高いのでしょうか?
筆者は当サイトをエックスサーバーのX10プランで運用しているため、年間16,500円ほどのコストがかかっています。ただし、初期費用が3,300円かかりますので、次年度からは13,000円程度ですみます。
エックスサーバーはアクセス数が増えてもサーバーが落ち辛い点やセキュリティが強固な点、後述しますがSSL化(https化)対応も無料で簡単にできるため、コスパが良いとは考えています。そこで今回は実際に他のレンタルサーバーとコスト・料金面を比較して検討してみます。
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エックスサーバーのX10プランの料金一覧
契約期間 | 初期費用 | ご利用料金 | 合計 |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 3,300円 | 1,320円×3ヶ月 | 7,260円 |
6ヶ月 | 3,300円 | 1,210円×6ヶ月 | 10,560円 |
12ヶ月 | 3,300円 | 1,100円×12ヶ月 | 16,500円 |
24ヶ月 | 3,300円 | 1,045円×24ヶ月 | 28,380円 |
36ヶ月 | 3,300円 | 990円×36ヶ月 | 38,940円 |
【公式サイト】https://www.xserver.ne.jp/
まず、筆者が当サイトで利用しているX10プランは、12ヵ月の一括払いであれば、初期費用3,300円込みで年間16,500円の費用がかかります。
ただし、上記の表のように24ヵ月で申し込むと年間11,880円、36ヵ月で申し込むと年間22,440円程度と、更にお得になります。また、最初に無料お試し期間が10日間ほどあるのが特徴です。
そのため、いざ使ってみて微妙でも解約が可能なのです。
法人向けのエックスサーバーB10プランの料金一覧
契約期間 | 初期費用 | ご利用料金 | 合計 |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 16,500円 | 5,016円×3ヶ月 | 15,048円 |
6ヶ月 | 16,500円 | 4,590円×6ヶ月 | 27,540円 |
12ヶ月 | 16,500円 | 4,180円×12ヶ月 | 50,160円 |
24ヶ月 | 16,500円 | 3,971円×24ヶ月 | 95,304円 |
36ヶ月 | 16,500円 | 3,762円×36ヶ月 | 135,432円 |
【公式サイト】https://business.xserver.ne.jp/
また、エックスサーバーには、法人向けレンタルサーバープランも存在します。
こちらの場合は、サーバー移転から各種設定までを代行してもらえたり、セキュリティ対策が施されていたり、自動バックアップや電話・メールサポートが付いていたりします。そのため、法人でエックスサーバーが初心者の方には、とても安心のプランとなっています。
少々コストは高いですが、法人でサイトを運営していこうと考えている方には、セキュリティや安全性の面から選んでも良いかもしれません。ただし、後述するロリポップ!のエンタープライズプランと比較すると、若干コスパはよくないかとは思われます。
ロリポップ!のプランと料金の一覧
エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ | |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 |
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 0円 | 3,300円 |
月額料金 |
110円 | 275円〜 | 550円〜 | 550円〜 | 2,200円〜 |
ディスク容量 | 20GB | 100GB | 150GB | 250GB | 1,000GB |
転送量 | 50GB/日 | 100GB/日 | 200GB/日 | 600GB/日 | 800GB/日 |
【公式サイト】https://lolipop.jp/
続いて、エックスサーバーのX10プランをロリポップ!のサーバー費用と比較すると、ロリポップ!もスタンダードプランまでであれば、ロリポップ!の方がコストを抑えることができます。
特にロリポップ!の場合は、6・12・24・36ヶ月契約の場合は長期割引で月額料金が安くなりますので、半年以上の契約をする場合はお得です。ただし、エックスサーバーのX10プランの容量が200GBあるのに対して、ロリポップ!のスタンダードプランの場合は120GBとなっています。
また、ロリポップ!の場合は、アクセス数が多くなった際に、エックスサーバーよりもサイトが落ちてしまう可能性が高いというデメリットはあります。その点を許容できる方であれば、ロリポップ!は優れたサーバーと言えます。
筆者も別に運営しているサイトではロリポップ!のスタンダードプランを利用している場合もあります。ロリポップのスタンダードプランを年間契約した場合は8,250円程度となりますので、エックスサーバーのX10プランの約1/2の費用でサイトを運営することが可能です。
さくらのレンタルサーバの料金とプランの一覧
ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | マネージドサーバ | |
無料お試し期間 | 2週間 | 2週間 | 2週間 | 2週間 | 2週間 | – |
初期費用 | 1,048円 | 1,048円 | 1,048円 | 5,238円 | 5,238円 | 49,500円〜 |
月額料金(月払い) | 131円 | 524円 | 1,571円 | 2,619円 | 4,714円 | 13,200円 |
容量 | 10GB | 100GB | 200MB | 300MB | 500MB | 700MB |
転送量 | 40GB/日 | 160GB/日 | 200GB/日 | 230GB/日 | 260GB/日 | 260GB/日 |
【公式サイト】https://www.sakura.ne.jp/
続いて、さくらのレンタルサーバーの場合、スタンダードプランまでであれば、エックスサーバーのX10プランよりも一見安いように見受けられます。
さくらのレンタルサーバーはSSL化対応が有料のため注意
ただし、さくらのレンタルサーバーの場合は、SSL化対応(サイトのhttps化対応)が有料となります。
そのため、SSL化対応のために別途数千円が初期費用としてかかったり、SSL化対応の更新も定期的に行う必要があり、その都度お金も手間もかかってしまいます。筆者も実はこのSSL化対応に苦しめられた一人です。。
エックスサーバーやロリポップはSSL化対応が無料かつ簡単
一方で、エックスサーバーやロリポップ!の場合はこのSSL化対応が無料で、とても簡単に完了することができるため、非常に便利なのです。
また、さくらのレンタルサーバーの場合は、エックスサーバーやロリポップ!のように、初心者向けという感じでもなく、ワードプレスを設定する際にも一手間かかったりします。更に、アクセス数が増えると画面表示が遅くなりがちです。
ですので、さくらのレンタルサーバーはある程度ワードプレスの知識がある方がコストを抑えて趣味で利用するという形であれば良いかと思います。
おすすめレンタルサーバーの年間料金比較と公式サイト一覧
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 年間料金 | 容量(GB) | 転送量(GB)/日 | 公式サイト |
さくらのレンタルサーバー(スタンダード) | 1,048円〜 | 524円〜 | 7,336円〜 | 100〜 | 160〜 | https://www.sakura.ne.jp/![]() |
lolipop(スタンダード) | 1,650円 | 550円〜 | 8,250円〜 | 150〜 | 200〜 | https://lolipop.jp/ |
mixhost(スタンダード) | 無料 | 968円〜 | 11,616円〜 | 250〜 | 18,000〜 | https://mixhost.jp/![]() |
ConohaWing(ベーシック) | 無料 | 1,320円〜 | 15,840円〜 | 250〜 | 18,000〜 | https://www.conoha.jp/![]() |
ヘテムル(ベーシック) | 2,200円 | 880円〜 | 12,760円〜 | 200〜 | 160〜 | https://heteml.jp/ |
エックスサーバー(X10) | 3,300円 | 1,100円〜 | 16,500円〜 | 200〜 | 150〜 | https://www.xserver.ne.jp/ |
さくらのレンタルサーバーは一見すると料金が安く見えますが、サイトのhttps化(SSL化対応)が有料になりますので、実際にはかなりコストがかかります。そのため、最安値で初心者にも使いやすくコスパが良いのはロリポップ!です。
続いてはmixhost、ConohaWing、ヘテムルになりますが、この辺りは好みの領域です。mixhostはアダルトサイト運営が可能な点が特徴で、ConohaWingは月額料金のため途中でやめやすかったり、他のレンタルサーバーからの移行が簡単です。
以上になりますが、ぜひ自分のニーズにあったレンタルサーバーを利用し、サイトを長期的に運営していってくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。