
ヘテムル(heteml)は、初期費用2,200円、月額880円(36ヶ月契約)から提供してくれる、コスパの良いレンタルサーバーです。
ヘテムルはベーシックプランでも容量は200GBあり、無料独自SSLや自動バックアップ機能、WordPressの表示が速くなる独自のモジュール版PHPなども提供しています。また、マルチドメインが無制限のため複数サイト運営に強く、無料電話サポートなどもついています。運用実績10年のノウハウがあるため、法人利用も多い点が特徴です。
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ヘテムルは過去に障害があったことがあるのでその点は注意
ヘテムルまた障害じゃあ〜〜〜!!!サイトにアクセスできぬ〜〜〜!!!仕事に差し障るんじゃ〜〜〜〜!!!!サポートがメールだけってやっぱ不便だよね〜くそっ!
— あおこ@とどよりとどらしい (@aokos) September 11, 2015
ヘテムルでWordPressが重たくなってきたので、数年ぶりにXserverをさわってる。
— cubes (@cubes_cc) March 12, 2020
ただし、ヘテムルでは過去に障害があったことがあります。
ですので、サーバーの障害が気になる方は、当サイトの運営でも利用しており、サイトの安定した表示に実績のあるエックスサーバーを利用されるのがおすすめです。エックスサーバーであれば、障害が全然ないのと、アクセス数が増えてもサイトが安定して表示されることに加えて、セキュリティ対策も万全に施されています。
料金面は、ヘテムルのベーシックプラン(月額880円)よりは若干高いですが、初期費用3,300円込みで初年度は16,500円でサイトの運営が可能ですので、プラスプラン(月額1,760円)よりは安くなっています。コスパの面では若干劣るものの、筆者はこのような安定性やセキュリティの高さからエックスサーバーを選んで当サイトでは運営しています。
それでは今回はそんなヘテムルの評判やメリット・デメリット、利用がおすすめな方などについてまとめましたので、よければ参考にしてみてください。
ヘテムルはどんなレンタルサーバー?hetemlの特徴は?
【公式サイト】https://heteml.jp/
ヘテムルは、高性能で読み込みの速度が速く、多くのアクセス数でも問題を起こすことなく運用することのできるレンタルサーバーです。
特徴としては、サイト運用を始めたばかりの初心者向けというよりは、すでに何個かサイト運用をしたことがあり、よりコスパの良いレンタルサーバーを求めている人向けのサーバーです。
というのも、ヘテムルは複数サイトを運用する人に向いていて、ビジネス用としても使い勝手がよく、個人だけでなく法人の利用も多いからです。
コスパが良い割にはサイト表示のパフォーマンスが高く、容量の上限が高いことも特徴の一つです。そのため、安定した稼働を期待できるレンタルサーバーであると言えます。
ヘテムル(heteml)の料金プランを他社レンタルサーバーと比較
プランの詳細はこちら:https://heteml.jp/service/charge/
まず、ヘテムルのプランは下記の2種類です。
ベーシックプラン(月額880円~)
- SSD 200GB
- 転送量 160GB/日
- DB 70個まで
- マルチドメイン無制限
- 電話サポート無料
プラスプラン(月額1,760円~)
- SSD 300GB
- 転送量 200GB/日
- DB 100個まで
- マルチドメイン無制限
- 電話サポート無料
ヘテムルの料金は、ベーシックプランであれば初期費用が2,200円で、月額880円ですので、年間12,760円でサイト運用が可能ですので、かなり安い部類のレンタルサーバーです。
コスパだけをみたらロリポップのスタンダードプランの方が安い
【公式サイト】https://lolipop.jp/
ただし、ヘテムルより安いレンタルサーバーには、ロリポップのスタンダードプランがあります。
ロリポップのスタンダードプランであれば初期費用が1,650円で、月額550円ですので、年間契約をすれば8,250円で運用が可能です。翌年度からは6,600円ですみますし、同じく電話サポートもあります。
ただし、ロリポップの場合は容量が150GBしかありませんので、ヘテムルの200GBと比べると若干容量が少なくなっています。その点を気にしないのであれば、ロリポップを利用されるのも良いでしょう。
ロリポップ!は筆者も別のサイトで利用していますが、個人的な趣味のサイトを作るのには最適です。初心者にもわかりやすい管理画面で、ワードプレスの簡単インストールでもできますので、迷うことなくサイト運営を始められます。
ヘテムル(heteml)レンタルサーバーのメリット
続いて、ヘテムルサーバーのメリットについてです。
容量が大きいがコスパが良い
最初のメリットは、容量が大きい点が挙げられます。容量はスタンダードプランでも200GB、プラスプランでは300GBもあります。
当サイトでも利用しているエックスサーバーのX10プランの場合、同じく容量は200GBになりますが、36ヶ月契約でも月額990円となりますので、ヘテムルのコスパは良いと言えるでしょう。
転送量の上限が高い
また、転送量はベーシックプランで一日に80GB、プラスプランで120GBです。
1PVあたり1MBの転送量であると見積もるとすると、ヘテムルのプラスプランでは、1日あたり12万PVほどの転送量が許容されています。そのため、たくさんのアクセスを集めるサイトを作りたい人にとっては、使い勝手の良いレンタルサーバーと言えます。
サポート体制が充実しており電話サポートもある
また、サポート体制が充実している点もメリットです。
メールで対応してくれるだけでなく、電話でも対応してくれます。電話の場合、平日の10時から18時まで受け付けています。
WordPressの動作性能が上がる
続いて、モジュール版PHPに対応しているため、PHPの動作性能がかなり上がります。
WordPressはPHPで動作していますので、WordPressの動作性能も上がります。WordPressの簡単インストール機能もついていますので、WordPressを利用したい方にも良いでしょう。
マルチドメインが無制限
さらに、マルチドメインが無制限であり、複数のサイト運用に問題なく使える点もメリットです。
データベースも100個まで稼働しますので、複数のサイトを運用しやすいレンタルサーバーと言えます。複数のサイトの合計PVがある程度高くなっても、安定した稼働を期待できると言えるでしょう。
ヘテムル(heteml)レンタルサーバーのデメリット
一方で、以下のようなデメリットもあります。
プランのアップグレードができない
まず、最初に申し込んだプランのアップグレードができない点がデメリットです。サイトの規模がかなり大きくなった場合、ベーシックレベルからプランを変更したいということもありえます
しかし、ヘテムルでは、プランの変更ができないので、サーバーの移転を考える必要が出てくる可能性があります。サーバーの移転は非常に面倒なので、できれば避けたい事態です。
そのため、最初から大規模サイトを運営しようと考えている方は、プラスプランを最初から利用された方が良いでしょう。
ロリポップのエンタープライズプランほど高速性はない
また、hetemlは転送量上限が比較的高いものの、転送量が無制限であるロリポップのエンタープライズプラン(月額2200円〜)と比べてしまうと、機能面では見劣りします。
もちろん表示は十分早くはなっていますが、サイト表示の速度に特化したレンタルサーバーと比べてしまうと、見劣りするといった程度です。
転送量が無制限でコスパが良いレンタルサーバーを求める方は、ロリポップのエンタープライズプランが最強と言えるでしょう。
ヘテムル(heteml)レンタルサーバーがおすすめな人
【公式サイト】https://heteml.jp/
以上になりますが、ヘテムルはサイト運営の初心者にもおすすめできるレンタルサーバーではありますが、すでに他のレンタルサーバーを使ったことがある人にもおすすめできます。
ただし、とにかく安くてコスパの良いレンタルサーバーを求めている方は、単純にロリポップのスタンダードプランあたりを利用された方が良いでしょう。
一方で、ある程度サイト運営に慣れてきて、サイトの運営についてそれなりに知識を持ってきている人には、ヘテムルはおすすめなレンタルサーバーの一つです。
様々なサイトを運用したい人や法人にもおすすめできますし、1つのサーバーで複数サイト運営をしたい方には、使い勝手が良いかと思われます。
ヘテムル(heteml)のお申し込み方法は簡単
【公式サイト】https://heteml.jp/
ヘテムルのお申し込みは簡単です。まずはこちらから公式サイトに移動します。そうすると最初の画面に「無料お試し」ボタンがあるので、そのボタンを押しましょう。
すると、アカウント情報の入力フォームが出てきますので、そのフォームにいろいろと入力をしていくという流れになります。
そこでまず、ヘテムルIDを入力します。これは、サーバー管理画面のログインIDとなります。次に、ヘテムルドメインを入力します。これは、初期サイトのURLになるものです。
続いて、パスワードとメールアドレスを入力しましょう。これらを入力し終えたら、「内容を確認する」ボタンを押します。
確認画面が表示されたら、注意事項に問題がなければ、「同意する」にチェックを入れて、「上記の内容で申し込む」を押します。以上で、完了画面が表示されます。