
これからネットショップを運営する場合、どのように運営したらよいか迷う方も沢山います。
ネットショップサービスの楽天市場はとても有名ですし、多くのショップが登録しているので、興味を持っている方も多いはずです。そこで今回は、これからネットショップ運営する際に、楽天市場を利用するメリットとデメリット、利用がおすすめな方をご紹介します。
ちなみに筆者個人的には楽天市場よりも、GMOインターネットグループが運営する「カラーミーショップ」の方が圧倒的にコスパが良いので、初心者には向いているのではと感じています。
CONTENTS
楽天市場の特徴とは?
【公式サイト】https://ecappfrm.rakuten.co.jp/ichiba/
楽天市場は、多くのユーザーが登録し、様々な商品を扱っています。
幅広く事業も手がけているため、サポート内容もしっかりしていますし、ネットショップ運営が初めての方は、楽天市場へ登録すると安心して商品の取引ができるようになります。
また、運営に関してのサポートも充実しているため、安心した取引ができます。楽天市場が提供しているサービスは、商品を売るだけではなく、商品に込めた想いや関係性を大切にしています。
さらに、楽天市場は学習講座も充実しているため、販売戦略サポートのECコンサルがあったり、店舗運営のノウハウ・ホームページ制作など、総合的に学ぶことができます。そのため、いかにしてネットショップの運営をうまくやるかを学ぶこともできるようになっています。
カラーミーショップとは?初心者向けネットショップ作成サービス
【公式サイト】https://shop-pro.jp/
続いて、『カラーミーショップ』は、簡単にネットショップを持つことができるサービスです。
ネットショップを簡単に開設できるサービスは多々登場していますが、その中でも利用者数No.1なのが「カラーミーショップ」です。カラーミーショップを導入している企業は44,000件以上で、その半分以上が3年以上も利用しているヘビーユーザーとなっています。
食品・ファッション・雑貨などおしゃれなネットショップが多数活躍しています。カラーミーショップの特徴はどんなに商品が売れても手数料0円で、販売商品数は毎月約200万件以上ある点です。
東証一部上場企業のGMOペパボ株式会社が提供しているため信頼性は高く、デザインカスタマイズの自由度も高く、機能も充実している点から人気が出ています。
楽天市場の料金体系(選べる4つのプラン)をカラーミーショップと比較
楽天市場は以下の選べる4つのプランを用意しています。
- がんばれ!プラン(21,450円/月・システム利用料(税別)月間売上高の3.5~7.0%)
- スタンダードプラン(55,000円/月・システム利用料(税別)月間売上高の2.0~4.5%)
- メガショッププラン(110,000円/月・システム利用料(税別)月間売上高の2.0~4.5%)
- ライトプラン 廃止
毎月のランニングコストについてイメージできるようシュミレーションも用意されていますので、そちらを参考にしてみると良いでしょう。これに対して、カラーミーショップの料金は以下になります。
- エコノミー(917円〜/月)
- レギュラー(3,300円/月)
- ラージ(7,956円/月)
この料金体系を比較すると、コスパよくネットショップを運営したい方には正直カラーミーショップの方がおすすめではあります。
楽天市場を利用するメリット
1. 出店プランがある
楽天市場では出店プランを選べるため、運営スタイルに合わせて費用や機能を選択できるようになっています。
出店後の月間売上に対するランニングコストがイメージできるように、月額費用のシミュレーションもできるますので、計画も立てやすいです。
2. 楽天市場は登録人数が圧倒的
楽天市場は需要がとても多く、楽天会員数は2018年6月末時点で約9,870万とかなりの人数です。
また、あらゆるジャンルを扱っているため、ネットショップ運営が初めての方でも安心して出品ができます。さらに、各商品ジャンルの流通総額が伸びているため、さまざまな商品に対する需要があります。
このように楽天市場には最初から登録人数が多いため、自分でサイトを一から構築して見込み顧客を集める作業せずして、最初から見込み顧客がいる点は大きなメリットになります。
3. 実店舗がなくてもOK
最後に、楽天市場には、実店舗を持っていなくても出店が可能です。ただし、出店状況に応じて事務所の確認や商品の確認を簡単に行うなど、楽天市場での基準はしっかりあります。
新規出店コンサルタントも在住しているので、出店について迷った時は相談することも可能です。
楽天市場を利用するデメリット
1. 出店料がかかる
楽天市場は出店料が高いと感じるケースもあります。
毎月支払う登録料は、少し高いので躊躇するといったケースもあるため、売上を伸ばしていかないと登録料の支払いが厳しいと感じる方もいます。
2. 20〜30代向けユーザーが多い
楽天市場に登録している年齢層をリサーチしてみると、圧倒的に20代〜30代の女性ユーザーが多いため、商品の売れ行きなども対象となる年齢層の方が多いです。
また、クレームなどあった場合は、ショップで対応することになるため、楽天市場経由での対応はなく少し面倒に感じるケースもあります。
3. 専任のECコンサルタントにバラツキがある
専任のECコンサルタントがネットショップ運営に関してノウハウを伝授したり、サポートを行いますが、経験が浅い担当者が付いてしまうと売れ行きにも影響が大きくでます。
SEO対策・マーケティング手法・スーパーセールの対策など、楽天市場に関して理解していないこともあるため、担当者がイマイチだなと思ったら交代するよう積極的に動くべきです。
楽天市場を利用するのが向いている人とそうでない人
以上になりますが、ネットショップ運営が初めての方は楽天市場を利用するのは良いでしょう。特に楽天市場は、集客力が圧倒的に強いのが特徴なので、自分でサイトを始めるよりも、圧倒的に売れやすいモールであることは間違い無いでしょう。
専任のECコンサルタントが付くため、楽天セールやイベント情報などもまめに情報提供してくれますし、売上が伸び悩んだ時のアドレスもしてくれますので、何かと安心感を得られます。店舗がなくても楽天市場へ出店することは可能ですので、そのような全てのことを相談できるのが楽天市場です。
ただし、コスト面では若干高い部分があります。特に商品の売上分に手数料がかかってしまいますので、そのようなデメリットを避けたい方は、カラーミーショップを利用された方が良いでしょう。
楽天市場の始め方や申し込み方法
楽天市場の始め方は簡単です。まずは楽天市場の公式サイトに移動します。
公式サイトからのお申し込み完了後にRMSの利用開始となり、実際にページを作成することになります。この期間が約1〜2週間程度かかります。
その後は、店舗運営システムRMSを利用して楽天市場にお店をつくり、決済・配送の準備を整え、オープン審査の通過が終わると開店となり、この期間は約1〜2週間程度かかります。
店舗オープンアドバイザー・ECコンサルタントなど、運営に関してはかなりサービスが充実しているため、色々と適宜相談しながら楽天市場でネットショップの運営ができるようになっています。
楽天市場をいきなり始めるのが不安な方には無料資料請求がおすすめ
また、いきなり始めるのが不安な方は、まずは無料の資料請求ページを利用されるのもおすすめです。資料請求すると、「楽天市場出店ガイドブック」を無料でもらえます。
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